ヒト臍帯幹細胞培養上清液（エクソソーム）ヘッドスパご紹介｜頭皮や髪のお悩みに

近年話題となっている、幹細胞培養液。

正確には幹細胞培養上清液であり、エクソソームとも呼ばれています。

この幹細胞培養上清液はさまざまな効果が期待でき、化粧品などにも取り入れられているものです。

LOVITYでは、ヒト臍帯幹細胞培養上清液を使用したヘッドスパが、人気のメニューとなっています。

しかしいったい幹細胞培養液とは何なのか、それでヘッドスパをすると何がいいのか、よくわからない方も多いでしょう。

この記事では、幹細胞培養上清液（エクソソーム）を用いたヘッドスパについて、わかりやすくご紹介します。

頭皮や髪の毛にお悩みがある方は、ぜひ参考にしてください。

幹細胞培養液を使用したヘッドスパとは？

幹細胞培養液を使ったヘッドスパとは、メニューに幹細胞培養液を取り入れることで、頭皮や髪の毛をすこやかに保つためのお手入れ方法です。

LOVITYのヘッドスパでは、幹細胞培養液の中でも希少といわれるヒト臍帯幹細胞培養液を採用しています。

ヒト臍帯幹細胞培養液といっても、いったいどのようなものなのかよくわかりませんよね。

ここからは、まず幹細胞とは何かから紹介してきましょう。

ひとことで幹細胞といっても、次のような種類があります。

当然ですが、それぞれ効果は異なります。

食物由来の幹細胞は4カ月腐らないリンゴ種などの、高い抗酸化作用や保湿効果があるといわれています。

動物由来の幹細胞は植物由来よりはヒトに近いと考えられますが、安全面から日本ではあまり流通していません。

ヒト由来の幹細胞は、ヒトの皮下脂肪や臍帯、歯髄などを培養させたもので、植物の幹細胞とは違いヒトに対してより効果が期待できたり安心して使えたりするものです。

ヒト幹細胞培養液（エキス）とは、ヒトの幹細胞を培養するときに分泌される成分（培養液）のことです。

細胞を活性化させる効果があるといわれ、エイジングケア*成分として近年注目されています。
*年齢に応じたケアのこと

ヒト幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する際の培養液から細胞を取り除いた、上澄みの分泌液だけのことです。

幹細胞を培養する際には、さまざまなサイトカインや成長因子を分泌します。

培養上清液には、数百種類以上ものサイトカインが豊富に含まれており、さまざまな効果が期待されているのです。

幹細胞は再生医療に使用されますが、自分の幹細胞を自分に投与するもの。

しかし、上清液には幹細胞自体は含まれないので、他人へ使うことが可能です。

近年上清液の豊富な効果が、美容分野で注目されています。

しかし日本人以外の上清液は大丈夫なの？などと不安点もあるため、信頼できるメーカーの上清液を選ぶことが必要です。

サイトカインとは、おもに免疫細胞から分泌されるたんぱく質です。

サイトカインの役割としては、細胞どうしの情報を伝達したり、細胞を増殖や分化させたり、創傷を治したりする生理活性物質がたくさん含まれています。

機能が低下した真皮や表皮の細胞に直接働きかけて、細胞を呼び覚ます働きにより美容効果も注目されているものです。

臍帯とは、へその緒のこと。臍帯に含まれる細胞は増殖と分化を繰り返して、生体組織や血液などを作り出します。

臍帯幹細胞培養上清液は脂肪幹細胞培養上清液と比較しても、非常に高い濃度のサイトカインが含まれるのです。

臍帯幹細胞培養上清液に含まれるおもなサイトカインは、以下のとおりです。

臍帯幹細胞培養上清液に含まれるおもなサイトカイン	働き
IGF-1（インスリン様成長因子1）	新しい皮膚創傷によるシワの予防と解消コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の増加毛根を刺激し髪の毛を強くする
IGF-2（インスリン様成長因子2）	細胞の成長を促進、修復、リニューアル
IGFBP（インスリン様成長因子結合たんぱく質）	細胞の成長を促進、新しい皮膚細胞創傷生などの作用
IL-8（インターロイキンファミリー）	表皮細胞の増殖、抗炎症作用に起因する創傷治癒の向上
M-CSF（マクロファージコロニー刺激因子）	細胞の増殖、分化および活性化に必要なサイトカイン
MCP-1（単球走化活性因子）	マクロファージ増殖刺激と細胞の活性化老化細胞、異物、過剰生成メラニン色素などの除去